かつてシリアで拘束され、日本中に知られることになったフリージャーナリスト・安田純平さん。
現在Xを中心に、「何があったんだっけ?」「現在は何をしているの?」と再び注目を集めています!
そこで、今回はこちらについてまとめてみました。
- 安田純平は何があった?
- 安田純平は現在何をしている?
- 安田純平のプロフィールや経歴
ぜひ最後までご覧ください!
安田純平は何があった?

安田純平さんは2015年にシリア取材中に武装勢力に拘束された、元新聞記者のフリージャーナリストです。
2018年10月に解放され、拘束期間は3年4か月に及びました。
解放後、日本社会では「危険地帯に自ら入ったのだから、拘束されたのは自己責任だ」などの議論が噴出。
一方で、報道の自由と使命を重視する声も根強くありました。
安田さん本人は謝罪しつつも、現場を伝えることの重要性を繰り返し訴えています。
安田純平は現在何をしている?

安田さんはシリアからの解放後、外務省よりパスポートの発給を拒否されたこともあり、現在は日本で活動をしています。
具体的には、全国各地で自身の拘束体験を語る講演を行い、著書や記事で「自己責任論」や報道の自由について発信を続けています。

安田さんはXでも発信活動をされています。
現在の様子や考えを知ることができます!
外務省によるパスポート発給拒否はどうなった?
安田純平さんはシリア拘束の際にパスポートを奪われていたため、2019年にパスポートの再発給を申請しました。
しかし、外務省は「トルコからの入国禁止」を理由にパスポートの発給自体を拒否。
これに対し安田さんは、「外国への移動の自由を保障する憲法に違反する」として訴訟を起こしています。
2024年に東京地裁、2025年に東京高裁がいずれも「外務省の処分は違法」と判断しました。



発給はできるようになったものの、
外務省は「判決の内容を十分精査、検討するとともに、関係省庁と協議をした上で、国としての対応を決めたい」と渋っています…
「本人の安全を守るため」とも言われていますが、
現場主義の安田さんにとってまだまだもどかしい日々が続きますね…
安田純平のプロフィールや経歴
プロフィール
- 名前:安田純平(やすだ じゅんぺい)
- 生年月日:1974年3月16日
- 年齢:51歳(2025年5月時点)
- 出身地:埼玉県入間市
- 出身校:一橋大学社会学部
経歴
- 1997年:信濃毎日新聞社に入社
- 2002年:休暇中にアフガニスタンやイラクを取材
- 2003年1月:信濃毎日新聞社を退職、フリージャーナリストに転身
- 2003年2月~:イラク戦争を取材、数度拘束される
- 2004年:拘束された日本人3人の消息を掴むため、ファルージャに訪れる
- 2005年:スマトラ沖地震、ヨルダン、シリア、イラクを取材
- 2015年6月:シリアで拘束される
- 2017年5月:山本美香記念国際ジャーナリスト賞特別賞受賞
- 2018年10月:解放され、日本に帰国する
- 2019年:パスポート発給を外務省より拒否される
Q&A



Q1
安田純平さんの著書や作品には何がある?



A1
主な著書は以下の通りです。
『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』
『シリア拘束』
『ルポ 戦場出稼ぎ労働者〈完全版〉』
現地取材に基づく貴重な記録がまとめられています。



Q2
他のジャーナリストの反応や支援はあったの?



A2
国内外のジャーナリストや報道関係者からは、
「報道の自由を守るべき」
「危険地取材の現実を知るべき」
といった声援や擁護が多く寄せられました。



Q3
今後も取材に行くのか?



A3
本人は再び海外取材を希望する意向を示しています。
しかし、パスポートの発給を拒否されていることもあり、
慎重な姿勢も見られます。
まとめ
- 安田純平は紛争地で真実を伝え続けるフリージャーナリスト
- シリアでの拘束は大きな国際問題となり、解放後も日本で議論が巻き起こった
- 現在も「伝える使命」を軸に、発信や啓発活動を行っている
今回はフリージャーナリスト・安田純平さんについてまとめてみました!
安田さんの拘束は、当時さまざまな意見が飛び交いましたね…
危険には巻き込まれてほしくありませんが、現場主義で強い信念を持つ安田さんにしか伝えられない世界情勢があります。
今後の活動にも注目していきたいですね!