2025年4月26日夜、山梨県甲府市にある甲府市役所駐車場にて、車が発火する火事がありました。
今回はこちらについてまとめてみました。
- 火事の起こった車種はなに?
- 火災原因はなに?
- 火災現場の状況を画像や動画で確認
ぜひ最後までご覧ください!
甲府市役所の火事の車種はなに?

2025年4月26日午後9時半ごろ、甲府市丸の内の甲府市役所駐車場で車が全焼する火事がありました。
火元は駐車場に停車していた普通乗用車で、車の所有者は市役所に勤務する50代男性だそうです。
写真から解析したところ、車種はスバルのインプレッサではないかを予想されます。
予想される根拠は以下の通りです。
- 富士重工(スバル)のエンブレムがある
- 90年代後半〜2000年代前半くらいのセダン型
- フロント部分にエアインテーク(エアスクープ)がある

ナンバープレートを「555」にしていることから、
所有者はスバルファンかモータースポーツファンの可能性があります。
もしインプレッサの中でも「WRX STIバージョンII 555」だった場合、
1995年に発売されたモデルで、
WRCでの活躍を記念して特別仕様車として販売されたものです。
所有者にとって、今回の事故はショックでしょうね…
甲府市役所の火災原因はなに?


車の所有者である男性は、出火したときの状況をこのように語っています。



車のエンジンを始動させようとしたところ、
助手席付近から出火した
このことから、車が発火して助手席から天井まで燃え広がっている点や、フロント部分が燃えていない点などから、助手席近くにある電装系のショートが原因ではと予想されます。
この全焼した車種が90年代後半〜2000年代前半くらいのセダン型だった場合、年数劣化で配線の被膜が割れていた可能性があります。
また、社外パーツ(ナビ、オーディオ、追加メーターなど)を後付けしていると配線ミスがあったりして、火災に繋がるケースも珍しくないです。
助手席から発火する可能性として、以下のことが原因と考えられます。
電装系のショート
助手席の下や周辺にはエアバッグ制御ユニットや配線がある場合が多いです。
もし配線が擦れていたり、ネズミにかじられていたりすると、エンジン始動時に電気が流れてショート、発火することがあります。
後付け電装品のトラブル
車内に取り付けたドライブレコーダーやシートヒーターの後付け配線を適当にしてしまったり、ヒューズを無視していたりすると、エンジンをかけた瞬間に過電流が流れて火が出ることもあります。
燃料漏れ・揮発したガスの引火
助手席付近で燃料系のパイプが通っている車種もあります。
もし燃料漏れしていて、電気火花が飛んだら…引火する可能性もゼロではありません。
タバコやライター、バッテリーが原因
助手席に置いてある電子機器(モバイルバッテリー、加熱式タバコなど)がエンジンの振動や電流でショート・発火する場合もあります。



火災はしばしばエンジンや配線の劣化から発生します。
定期的な点検が重要ですね。
火災現場の状況を画像や動画で確認
【動画】騒然とする現場の様子
甲府市役所で車が燃える火事 pic.twitter.com/Cr6rTgbOtb
— もっち (@tacchin4448) April 26, 2025



激しく燃えていたことや延焼の危険があったことから、
消防車が数台集まっています。
かなり緊迫した雰囲気ですね…
【画像】車が燃える様子
山梨県甲府市丸の内1丁目『甲府市役所』で車両火災です#火事 #火災https://t.co/oXefShm3FN
— モリツチツキミ (@A2umsSatzTtPdL5) April 26, 2025



駐車場上にある市役所の建物が延焼しないか
懸念されるほど、
高く激しく燃えていたそうです…
【鎮火されたあとの車の様子】









助手席が発火元ということもあり、
車内部が激しく燃えています。
かなり多くの消火剤が撒かれていることから、
とても危険な状況だったことがわかりますね…
まとめ
- 全焼した車種はスバル・インプレッサと予想される
- 電装系のショートが火災原因と考えられる
- このような火災を起こさないために、定期的な点検が重要
今回は甲府市役所駐車場で起こった車両火災についてまとめてみました。
車の所有者が軽いやけどで済んで何よりですが、相棒とも言える車の全勝はショックでしょうね…
車をお持ちの方は、定期的な点検をお忘れなく!